Ryuichi kawamura Architects Atelier -R/AA-
Ryuichi kawamura Architects Atelier -R/AA-
I-HOUSE リノベーション [2006.03竣工]
マンションの一室の内装改修と照明計画。
分譲マンションの多くは、キチンと照明計画がされているものは非常にまれで、ほとんどは、引っ掛けシーリングを必要箇所に数個設置しているだけである。
天井面も何の恥ずかしげもなく、引っ掛けシーリングと火災報知器が露出し、美しい天井を作ろうという意思すら感じない。
マンションでは、引っ掛けシーリングが一般的に使われているようだが、スポットライトをベースとして、間接照明とウォールウォッシャーを取り付けた。
スポットライトの光は、全てを一様に照らさないため、室内に明と暗をうまくつくりだし、それは外部から見ても美しく見える。すっきりとした天井から頭を出した小さなスポットライトの光は、「灯り」と言える程の柔らかい光を持ち、心地よい室内を作り出している。