Ryuichi kawamura Architects Atelier -R/AA-
Ryuichi kawamura Architects Atelier -R/AA-
三鷹の家1〜3 [2008.07竣工]
この計画敷地は、建蔽率40、容積率80と非常に空地が大きくなる敷地。
そのため、空地をどのような場所にするかが、計画の最大の焦点となっている。
敷地は、大きな生産緑地に面しているため、広がった草原の様な印象を持っている。
そこで、モンゴルの移動住居「ゲル」のように、緑に映える白い小さな家がぽつぽつ並んでいる風景を想像し、
広い空地を芝で緑化して、私有地ではあるものの、誰のものでもない単なる空地の様に出来ないか試みている。
そこで生活する子供達が、家家をいったりきたり走り廻りたくなるような。
法律上、一つの敷地に複数の建築を建てることは許されていないが、一つの敷地に数件の家が建っているような、そんな敷地の使い方を考えた。