Ryuichi kawamura Architects Atelier -R/AA-

M-HOUSE リノベーション [2008.12竣工]


都内住宅地の築44年のマンションのリノベーション。

計画に際し、クライアントと使用する樹種の選択からスタートする。

デザイナーをされているクライアント夫妻と、多くの樹種を検討し、その中から栗とウォールナットを選択する。

床材として淡い色味と柔らかい木目の栗を、建具や家具で濃い色味と強い木目のウォールナットを使い、美しいコントラストを作り出している。

木材を使用する以外の部分は、マットホワイト塗装とし、また、エッジはステンレスやアルミの金属を用いることで、木材を使うことで柔らかくなりすぎる空間に、シャープさを残している。

また、照明にハロゲンランプを用いることで、木の発色の美しさを強調した。

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